プレ企画「オペラ入門公演・やさしいオペラ」
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
4月20日(土)・21日(日)開催の「やまのてオペラ〜見てくれの馬鹿娘」が、もっと良く楽しめる解説とダイジェストの上演を開催しました。 ・そもそもオペラとは? ・ミュージカルとどう違う? ・オペラの用語あれこれ ・ストーリー紹介 なと
開催内容
- 【開催日時】2019年3月20日(水) 午後7時開演
- 【開催場所】千種文化小劇場(ちくさ座)
- 名古屋市千種区城山町1-80
- 【主 催】公益財団法人・名古屋市文化振興事業団
- 【料 金】800円(前売・当日とも)
- 【定 員】250人
- 【入場者数】118人
やまのてオペラに対する想い
「オペラ」と聞くとどのようなものを思い浮かべますか? もちろんイタリア発祥の音楽における総合舞台芸術のひとつを指す言葉ですが、現在では化粧品の名前、スイーツの名前など 様々な物の名称としても使われ、その名を知らない人はいません。 ですが「オペラを観たことがありますか?」との問いにはまだまだ多くの方々が観に行った事はないと返すかもしれません。
私自身オペラ歌手の道を志す前までは、TV出演や舞台などの演劇活動をしていました。 その当時はオペラを聴く機会も無く、むしろオペラといえば、正装を着て観に行けなければならないの?、値段が高そう、話が難しすぎて眠くなる、などオペラは自分にとって「敷居が高いもの」でした。 しかしその後オペラ歌手養成過程と活動過程で様々なオペラのキャラクターを歌い、演じた経験から素晴らしい作品、心を打つ台本、共感できるキャラクターに沢山出会えた事で「オペラへの魅力」を感じる事が出来ました。 この2つの対照的な想いが、今日やまのてオペラを生み出すきっかけとなりました。
そんなやまのてオペラも、第1回は名古屋バロックオーケストラの協力の元2013年に、ヘンデル作曲「セルセ」を公演し、今回で4回目の公演を迎えます。今年はW.A.モーツァルト作曲「見てくれの馬鹿娘」をやまのてオペラ初の2日公演で開催します。
さらに今回は公演に先立ち、これまでオペラを見た事がない方、オペラの楽しみ方がわからない方、今回の作品の内容をもっと知りたい方に向けて、千種文化小劇場の皆様、やまのて音楽祭実行委員の皆様の尽力によりプレイベント「やさしいオペラ」が開催される事となりました。 当日はオペラの楽しみ方から、キャストの紹介、演奏などをレクチャーを交えてお届けします。
本公演、プレイベントと共に皆様と会場でお逢いできる事をとても楽しみにしています。 大川晶也 [演出・フラカッソ]