ハープの調べ〜バレエとの出会い
このコンサートは、城山八幡宮の神殿拝殿という純日本的な舞台で、ハープとバレエという伝統的な西洋音楽を繰り広げるというコラボレーションを楽しんで頂く演奏会として開催しました。
神殿特有の荘厳な舞台の中で、西洋的なハープの音色が染み渡り、抑えた動きのバレエの踊りと相まって、格調高い時間を楽しんで頂けたと思います。
開催内容
- 【開催日時】平成16年3月27日(土)・14:00〜15:00
- 【開催場所】城山八幡宮拝殿
- 【参加費用】1,500円 (※小学生以下1,000円。3歳未満無料)
- 【参加人数】約90名
演奏者紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- ハープ/近藤 薫
- 東京都出身。12歳よりハープを始める。ヨセフ・モルナール、芝侃子、井上久美子の各氏に師事。国立音楽大学楽器科ハープ卒業。読売新聞主催「コンセール・アミ」オーディション第一位入賞。ヘンデル、モーツァルトの協奏曲の他、オーケストラ、アンサンブル、独奏等、東海地域を中心に演奏活動をしている。
- 2001年豊田市能楽堂にて、フルートとデュオリサイタル開催。現在、名古屋芸術大学ハープ科講師、日本ハープ協会中部支部長。
- バレエ(協力出演)/吉川 景子
- 英国ロイヤルアカデミー・オブ・ダンス(RAD)会員。ヴォケーション・グレーデッド資格取得。バレエ・インストラクター資格取得。
- 吉川バレエスタジオ(杁中、栄教室)を主宰。
曲目紹介
- 「小川」(ハッセルマン)、「ハープ協奏曲第1楽章」(ヘンデル)
- 「グリーン・スリーブス」(イギリス古謡)、「4つのプレリュード」(トゥルニエ)
- 「夜の唄」(サルツェード)、「サウンド・オブ・ミュージック」(ロジャース)
- 「アラベスク1番」(ドビッシー)、「さくら変奏曲」(日本民謡)
会場の紹介
城山八幡宮は、譽田別命(ほんだわけのみこと・應神天皇)、息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと・仲哀天皇)の、三柱の八幡神を主神として、木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)、大山祗神(おおやまつみのかみ)、菊理媛命(くくりひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の五柱の神を合祀されている八幡宮です。
立地としては、織田信長の父・織田信秀が天文16年(1548)に築城し、その後信長の弟・信行の居城となった後に廃城となった「末森城」跡に位置しています。
境内には、昭和初期に青年団運動の講習拠点となった「昭和塾堂」(現在は愛知学院大学大学院が使用)も現存しています。