ヴァイオリン&ギター デュオ
このコンサートは、揚輝荘聴松閣の地下ホールと言う歴史を感じる舞台で、音楽と空間の雰囲気を楽しんで頂こうという内容です。
染み渡るような音色がホールの空間の充実して、音楽を楽しんで頂けたと思います。
開催内容
- 【開催日時】平成16年3月28日(日)・16:00〜17:00
- 【開催場所】揚輝荘聴松閣
- 【参加費用】2,000円 (※小学生以下1,500円。3歳未満無料)
- 【参加人数】約80名
演奏者紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- ヴァイオリン/森本 千絵
- 京都市立芸術大学卒業と同時に名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。その後、名フィルを退団し、ロンドンに留学。名匠、故・イフラ・ニーマンに師事。英国王立音楽大学演奏家資格を取得。ヨーロッパ各地のマスターコース参加、ディプロマ取得。ロンドン、名古屋でのリサイタルをはじめ内外で演奏多数。朝日新聞、音楽の友はじめ各誌において高い評価を得る。
- 「新進芸術家海外研修助」対象者(1996年)、「ザ・コンサートホール・アンコール’96」(電通主催)、「名古屋市民芸術祭」に選ばれる。
- ギター/野村 芳生
- 名古屋市生まれ。1963年よりギターを始める。名古屋にて下垣恭栄氏に、1967年より大阪にて大西博愛氏に師事。1973年、第14回ギターコンクール(日本ギター連盟主催)にて3位入賞。1976年フランスに渡り、A・ポンセ氏に師事。
- ギター独奏、フルート、ヴァイオリン、歌、ギターとの二重奏、弦楽四重奏との共演など多岐に演奏レパートリーを持つ。現在名古屋を拠点に東京、大阪、札幌など各地で演奏活動を展開する。
曲目紹介
- 「春」(グリーグ)
- 「セレナーデ」(W.P=ベリエル)
- 「協奏風二重奏曲 Op.25より第一楽章」(ジュリアーニ)
- ギターとバイオリンの為の「エコーズ」 (ジェイソン・Rテイラー)
- 「タンゴの歴史」 (ピアソラ)
- 1.ボーデル1900
- 2.カフェ1930
- 3.ナイトクラブ1960
- 4.今日のコンサート
会場の紹介
揚輝荘聴松閣は、松坂屋創業の伊藤家の第15代伊藤次郎左衛門祐民氏が作った別荘「揚輝荘」の中にある山荘風の建物です。
鉄筋コンクリート造の地下1階の基礎の上に、木造3階の建物が建っているという変わった構造で、地下1階には、インド風の壁画が描かれた広間とホールがあり、アジアの留学生の寄宿舎としても使われた歴史を感じさせます。
飾り気を抑えた山荘風の外観で、中に入ると開放的な階段ホールが目を引きますが、落ち着いてよく見ると、内部に使われている木材が大変重厚な事が判るように、贅を尽くされている事もお判りになると思います。