「天のしずく in なごや」
  〜法話とフルートコンサート〜

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

愛知専門尼僧堂の青山俊董尼僧と、当時小学生だった浅川由美さんが、修学旅行の旅先の法隆寺ですれ違っ た時の印象を青山師が語られているのを、偶然浅川さんが聴かれ、33年の時を超えて再会…。

今はフルート&オカリナ奏者として、また音楽療法研究者としても活躍する浅川さんと青山老師(愛知専門尼 僧堂・堂長)とのコラボ企画が実現しました。

開催内容

  • 【開催日時】平成28年5月14日(土) 14:00〜16:20 (13:30開場)
  • 【開催場所】愛知専門尼僧堂(正法寺)
  •        名古屋市千種区城山町1-80
  •       (地下鉄覚王山駅2番出口から徒歩約12分)
  • 【料  金】2,000円 (前売・当日とも)
  • 【定  員】100人
  • 【申込み先】やまのて音楽祭2016実行委員会

演奏者紹介

青山俊董老師・浅川由美

浅川由美
福井県越前市生まれ。
3歳より箏を習い、12歳よりフルートを始める。
名古屋芸術大学音楽学部フルート専攻卒業。笠松直美、黒田隆、永長次郎各氏に師事。
中国深セン市において、定期的にコンサートを行う。第60回全国植樹祭にてコカリナ指導に携わる。
ウィーン、ザルツブルグにおいて黒坂黒太郎先生の演奏旅行に同行。
小学校の修学旅行にて、奈良の法隆寺ですれ違った青山俊董老師様と33年の時を超え再会。
2015年6月ハーモニーホールふくいにて法話とフルートコンサート開催。
フルート演奏の他に音楽治療を研究実践し23年、数々の奇跡を目の前に体験する。
照光愛育園園歌作詞(内田奈津子女史作曲)。
現在、幅広くオカリナ演奏も取り入れて活動。レレの会主宰。
日本フルート協会、日本音楽療法学会会員。「桜林記念」音楽療法研究会所属、信濃音楽療法研究会顧問。
青山俊董老師
昭和8年、愛知県生まれ。
5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。
15歳で得度して愛知専門尼僧堂にて修行。
その後、駒沢大学仏教学部・同大学院修了ののち、曹洞宗教化研修所を経て、昭和39年より愛知専門尼僧堂に勤務。
昭和51年より堂長、昭和59年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職、無量寺住職(現在は東堂)を兼ねる。
曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆等で幅広く活躍のほか、茶道・華道(教授)を通して、一般の人々へのわかりやすい禅の普及に努めている。
平成18年、女性では二人目の仏教伝道功労賞を受賞。
平成21年、曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて昇任。
著書には、『新・美しき人に』(ばんたか)、『茶禅閑話ー松籟に聴く』(中山書房仏書林)、『光のなかを歩むー従容録ものがたりV』『あなたに贈ることばの花束』(ともに春秋社)、『道元禅師・今を生きることば』(大法輪閣)、『道はるかなりとも』(佼成出版社)、『一度きりの人生だからーもう一人の私への旅』『あなたなら、やれるー禅のまなざし』(ともに海竜社)ほか、著書多数。『美しき人に』は英訳・伊訳・独訳などがある。

会場の紹介

「愛知専門尼僧堂(正法寺)」

正法寺は、「愛知専門尼僧堂」がある事で知られていますが、これは明治36年(1903)に東春日井郡高蔵寺村気噴に「第一尼学林」として創立されたもので、大正元年(1912)には北区柳原町に移転、第二次世界大戦の空襲で消失したために、昭和22年(1947)に移転再興したものです。

その後、制度変更で「曹洞宗高等尼学林」・「愛知専門尼僧堂」となり、昭和45年(1970)には「特別尼僧堂」が設置されて今に至っています。

開催マップ