揚輝荘庭園コンサート
〜懐かしの日本叙情から西洋の世界へ〜
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
北園白雲橋を舞台にした庭園コンサートをお楽しみいただきました。
(白雲橋)
開催内容
- 【開催日時】平成24年5月12日(土) 14:00〜15:30 (開場13:00)
- 【開催場所】揚輝荘北園
- 名古屋市千種区法王町2-5-21(地下鉄覚王山駅下車徒歩約10分)
- 【入場料金】2,000円
- 【参加者数】192人
演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- 近江 志穂 (ソプラノ)
- 名古屋音楽大学声楽科卒業。
- これまでに「フィガロの結婚(ケルビーノ)」「コジ・ファン・トゥッテ(デスピーナ)」「天国と地獄(キューピッド)」等演じるほか、愛知県文化振興事業団主催のオペラ公演や演奏会に数多く出演する。松下雅人氏に師事。
- 名古屋二期会第33期研究生を経て名古屋二期会準会員。
- 安河内 誠 (テノール)
- 九州大学法学部卒業、ノースウエスタン大学経営大学院修了。
- 関西二期会オペラ研修所修了。声楽を大野徹也、前澤悦子の両氏に師事。
- ガッツアニーガの「ドン・ジョバンニ(オッタービオ)」「ジャンニ・スキッキ(グッチョ)」「あまんじゃく(殿様)」「おんな忠臣蔵(熊さん)」「魔笛(神官・武士)」等に出演。J.S.バッハのヨハネ受難曲・カンタータ・ミサ曲にソリストとして出演。名古屋二期会準会員。
- 灰塚 弘 (バリトン)
- 同志社大学工学部卒業。
- 名古屋二期会フレッシュコンサートでデビュー後、岐阜県民コンサートでヴェートーベン第九独唱。オペラでは2004年モーツアルト「コジ・ファン・トゥッテ(ドン・アルフォンソ)」でデビュー。
- 以降、「仮面舞踏会(シルバーノ・トム)」「なよ竹の輝夜(右大臣)」「閻魔街道夢の中(石川五右衛門)」「イソップ物語 金の斧・銀の斧(わるいきこり)」「天国と地獄(ハンス・ヅティックス)」「おんな忠臣蔵(三次)」等。
- 西邨辰三郎氏に指揮法を師事。石黒廣城・渡部千枝の両氏に声楽を師事。(株)ダイドー電子 営業企画室長。名古屋二期会準会員。
- 善利 彩加(ピアノ)
- 愛知県立芸術大学卒業。
- ヤングアーティストピアノコンクール銀賞。ジュニアクラシック音楽コンクール第2位。愛知県立芸術大学音楽学部第43回定期演奏会出演。
- 他、オペラやコンサートの練習伴奏者として活躍中。松本総一郎氏にピアノ師事。
- 嶋村 順子(フルート)
- 武蔵野音楽大学フルート科を首席で卒業。 三浦由美、吉田雅夫、播博、ローラント・コヴァーチの各氏に師事。2006年浜松国際管楽器アカデミー(マスタークラス)において、ロンドン交響楽団首席奏者ギャレス・デイヴィス氏のクラスに参加し、講師推薦プレミアムコンサートに出演。
- 静岡県立浜松江之島高校芸術科などで長くフルート講師を務めた。
- また編曲も手がけ、トリム出版より、「2本のフルートとピアノの為の組曲『くるみ割り人形』」、「2本のフルートとピアノの為の『ヴィヴァルディの四季より春と冬』」等が出版されている。
- 2006年よりアレクサンダー/ケクニーク(より良い心と身体の使い方)及びボディ・マッピング(正しい身体の図作り)を学び始め、現在ATABODY CHANCEの教師養成コースに在籍。
- 松山 大樹(コントラバス)
- 法政大学文学部卒業。在学中よりコントラバスを相葉武久・永島義男の両氏に師事。
- 1976〜2007年6月まで(財)名古屋フィルハーモニー交響楽団に在籍。岐阜在住の演奏家たちと弦楽アンサンブル「岐阜プロムジカアンサンブル」を結成。岐阜県内を中心に1995年まで演奏活動を行う。
- クララザールに於いてリサイタルや八重奏団「アンサンブル・ルスト」、コントラバス四重奏団「バストーネ」にて室内楽演奏にも参加。
- 定年退職後の2008年4月よりNPO法人中部フィルハーモニー交響楽団事務局長を経て、2009年4月〜2010年3月、小牧市教育委員会文化振興課音楽アドヴァイザーを務める。名古屋二期会事務局長、名古屋芸術大学非常勤講師。
- 「バッハアンサンブル・名古屋」団員、弦楽アンサンブル「The Antique Band」代表。
- 【主な曲目】
- 「宵待草」「初恋」「浜辺の歌」
- BACH「コーヒーカンタータ」
- オペラ「ヴェルディ」(ドン・カルロ)より
- 「ベアトリ姐ちゃん」浅草オペラより、他
会場の紹介
「揚輝荘」
松坂屋創業の伊藤家の第15代伊藤次郎左衛門祐民氏が作った別荘で、特定の建物を指す名称ではなく、敷地全体の呼称です。
約一万坪の土地に大正7年頃から様々な建物が移築、新築され、軍・政・財界の要人の社交の場、またアジアからの留学生の寄宿舎として利用されました。
戦災にあい、現存する建物は徳川家から移設されたといわれる和室に、鈴木禎次郎設計の洋室を増築した「伴華楼」や「聴松閣」位です。