語りでつむぐ「カルメン」

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

惑わす女が悪いのか、溺れる男が悪いのか…。

恋は野の小鳥…自由に生きるカルメンと、翻弄されたホセの物語。

開催内容

【日時】2022年5月21日(土) 19:00開演 (開場18:30)
【料金】大人2,500円、小中高生1,000円(未就学児不可)
【会場】千種文化小劇場[ちくさ座]
　　　　　名古屋市千種区千種3-6-10
　　　　　(地下鉄桜通線吹上駅7番出口徒歩3分)
【出演】榊原忠美 (語り)、熊谷祥子 (バイオリン)、濱田千枝 (フルート)
　　　　加藤里奈 (ピアノ)、德丸文美 (メゾソプラノ)
【スタッフ】井上知也 (舞台監督)、花植厚美 (照明)
【参加者】大人191人、小中高生5人　スタッフ：10人

公演風景

演奏者紹介（プロフィールは開催時のものです）

カルメン

德丸文美 (メゾソプラノ): 愛知県立芸術大学音楽学部音楽科声楽専攻卒業。同大学院音楽研究科音楽専攻（博士前期課程）声楽領域修了。
2007年福島県合唱連盟青少年選抜合唱団として海外派遣事業に携わる。大学主催卒業演奏会に出演。
「カルメン」タイトルロール、「こうもり」オルロフスキー、「リゴレット」マッダレーナ、「サンドリヨン」継母等、オペラに出演。また、「第九」「メサイア」「エリヤ」等のアルトソリストを務める。
演奏活動の他、宝塚受験指導や、コーラス指導、愛知県内の中学校にて合唱コンクール指導、審査員なども務める。
紅林美枝、中巻寛子、高橋啓三各氏に師事。啓声会会員。
榊原忠美 (語り): 1980年、劇団クセックACTの結成に参加。「イエルマ」（ロルカ作）、「ドン・キホーテ」（セルバンテス作）などに出演。
朗読公演は「イノック・アーデン」（テニスン作）、「円盤」（ボルヘス作）、「榊原忠美の朗読～もうひとつの世界~～」他多数。
「木を植えた人」の朗読公演は23年間で400回、約14,000人に語っている。
熊谷祥子 (バイオリン): 東京音楽大学を卒業と同時に渡欧、ベルギー国立歌劇場管弦楽団の一員として演奏活動を始める。
ベルギーのみならずフランス、ドイツ、オランダなど各国で演奏し高く評価を得る。
1992年ドイツ.ライプツィヒ音楽大学にてバロックバイオリン、バロックダンス、チェンバロを学ぶ。
またヘルムート・ビンシャーマン率いるドイツゾリステンのメンバーとして日本各地で演奏、レコーディングを行う。
文化庁の子供のためのすぐれた舞台芸術の講師を務める。
現在は名古屋バロックオーケストラコンサートマスターを務める。
濱田千枝 (フルート): 菊里高校音楽科、名古屋芸術大学音楽学部器楽科卒業。
髙木直喜、永長次郎、村田四郎の各氏に師事。
クラシックの奏法をベースにしながら既成概念にとらわれない世界観が高く評価され、フリーのフルーティストとして様々なジャンルで活動。
名古屋笛の会特別演奏会ソリスト、リサイタル「coda～終わりの始まり～」「coda2～生きぬくための息ぬき～」、やまのて音楽祭2020×千種文化小劇場特別講演「音鳴らしく」をはじめ、フラメンコ、ブラジル音楽、劇音楽、即興によるコラボレーション、録音、企画、など多数行っている。
ムラマツフルートレッスンセンター、ond°（オンド）音楽教室、Bremen（ブレーメン）各講師。フルートレッスンPARTE（パルテ）主宰。
加藤里奈 (ピアノ): 愛知県立明和高等学校音楽科を経て、桐朋学園音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。第1回ショパン国際ピアノコンクールin Asia入選。第54回全日本学生音楽コンクール名古屋大会高校生の部第3位。同コンクール受賞者演奏会に出演。
その他、多数のコンクールに上位入賞。
ポーランドクラクフ室内管弦楽団とコンチェルト共演。多数のコンサートや音楽イベントに出演。多岐にわたり活躍し、近年では新垣隆氏との連弾共演にて好評を博す。
2014年より隔年において｢音楽の花束～こどものための音楽会～」を碧南市芸術文化ホールにて開催、音楽指導者としての視点による独創的な企画に高評を博す。
多くの子供たちに音楽の楽しさを伝えることを目標に活動を行っている。
これまでに、永井雅子、杉浦日出夫、丹羽つね子、谷澤里美、二宮裕子、御木本澄子、清水皇樹の各氏に師事。イリヤ・イーティン　マスタークラス受講。現在、演奏活動の傍ら後進の指導にも精力的にあたっている。

演奏会場の紹介

「千種文化小劇場[ちくさ座]」

2002年竣工。地下鉄桜通線吹上駅の近くにあり、中央舞台を客席が取り囲む円形劇場のホールです。
道路に面する二面を壁面緑化した外観で、7種類もの蔦で覆われています。
平成15年度「名古屋市都市景観賞」受賞、第35回(2003年)中部建築賞一般部門入選。

開催マップ