「ふれあいコンサート」
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
公募で参加の出演者によるコンサートです。
開催内容
- 【日時】2022年5月22日(日) 14:30開演 (開場14:00)
- 【料金】無料
- 【会場】千種文化小劇場[ちくさ座]
- 名古屋市千種区千種3-6-10
- (地下鉄桜通線吹上駅7番出口 徒歩3分)
- 【出演】山本明由子お琴教室
- NCCクレッシェレ
- シングハモニカ
- スペインの風
- 名古屋市立大学邦楽部
- リリャスパスティア フラメンコ教室
- マンドリンアンサンブル ミニヨン
- QUA QUA
- ローゼ・ブロックフレーテ・コンソート
- らくだバンド
- 東インド古典舞踊オディッシー トリダーラ
- 知花時野民謡研究所
- 【参加者数】126人 出演者:71人 スタッフ:16人
演奏者紹介(プロフィールは開催時のものです)
- 山本明由子お琴教室
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日本の伝統楽器「箏(琴)」を、さまざまな年齢、国籍、音楽歴の方が集まり、伝統的な「六段」八橋検校作曲から「夜を駆ける」YOASOBI作曲まで、幅広いジャンルの曲の演奏を楽しんでいます。
お琴に興味を持っていただける機会を広げ、その魅力を共有、発信できるよう邁進してまいります。
今日は初舞台となるメンバーが殆どですが、精一杯演奏させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
- NCCクレッシェレ
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名古屋少年少女合唱団(NCC)の卒団生で構成。
OB・OGによる定期的な合唱活動を求める声が上がり、2003年1月より活動開始。自主演奏会開催やジョイント公演などに出演。
宗教曲やポップス、日本歌曲など幅広いレパートリーを演奏し、活動の場を拡げてきました。
声を出すことがこれほどまでに制限される状況下で、歌えることの喜びを改めて感じています。
限られた練習時間とメンバーで、「ふるさとの四季」を歌います。
- シングハモニカ
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私達シングハモニカは、ルネサンス、バロック時代の音楽を愛する人達が集まったコーラスアンサンブルです。
サークルの様な少人数ですが、ライヴ演奏会への参加や慰問演奏などの活動をしてきました。
しかしコロナ感染拡大に伴い、約2年半活動を停止していました。
その間、世間の様々な人達が制約を受け、我慢を強いられる日々を過ごしてきたと思います。
メンバーもふるさとに帰省できなかったり、身内の死に目に会えなかったり、結婚しても披露宴を開くことが出来なかったりとそれぞれに苦しい思いをしてきました。
そこで今回のふれあいコンサートでは「ふるさと」を主題に室生犀星の名詩「ふるさとは遠きにありて思うもの」の詩句に寄り添いながら、朗読、器楽、歌によるプログラムを構成いたしました。
少しでも皆様と楽しい音楽のひと時を共有できれば、とても嬉しいです。
- スペインの風
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千種区には素晴らしいフラメンコスタジオがありますが、私達はいつも楽しみながら勉強している仲間です。
フラメンコの哀愁漂うメロディーや、情熱的なダンスに心惹かれて学び始めました。
スペイン本場の、灼熱のように熱い情熱!や、リズム感にはまだまだほど遠い...
そんな私達ですが、この舞台では伝統的な、歌×ギター×踊りというスタイルとは違った形で、フラメンコの要素を取り入れた作品を作りました。
何卒温かいお心でご容赦いただければ幸いです。
家族や仲間内でテーブルを囲み、喜びや悲しみを吟じ合う。
そこにおのずとリズムと旋律が生まれ、楽器が加わり、興が乗れば踊って楽しむ、というのがフラメンコの根源です。
やがて、洗練、形式化されていき、舞台付きの飲食店などで上演されるスタイルは、今日の日本でも楽しむことができます。
- 名古屋市立大学邦楽部
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こんにちは、名古屋市立大学邦楽部です。
今回は、3年生4人で演奏します。4人のうち、3人は大学に入学してから演奏する楽器を始めました。
私たちは、コロナウイルス感染拡大の影響で、思うようにできませんが、尺八のお稽古をオンラインで行うなど、様々工夫して活動をしています。
コロナウイルスの影響でこれまでなかなか演奏会ができず、ふれあいコンサートで4回目になります。有観客で演奏するのは初めてです。
私たちが演奏することうた〜日本の歌〜は、箏・三絃・尺八の4パートで構成されています。3つの楽器が奏でるハーモニーをお楽しみください。
- リリャスパスティア
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フラメンコ教室リリャスパスティアは一宮市にありますが、ご縁をいただきまして参加する運びになりました。
メンバーは練習を重ね、この日のために頑張ってきました。
元気を与えられるような踊りをお届け出来れば、と思っています。
- マンドリンアンサンブル「ミニヨン」
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私達「ミニヨン」は「やまのて音楽祭」と同年の2003年7月に発足しました。
2005年名東文化小劇場でデビューコンサート、2015年には10周年記念コンサートを開催いたしました。その間、各地の音楽祭、慰問コンサート等に出演いたしました。
『ミニヨン』の合奏形態としては、ファーストマンドリン、セカンドマンドリン、ギター、マンドラ、マンドチェロ、ギタロン以上6つのパートから成り立っています。月2回、日曜日に名東区の香流コミュニティセンターで練習しています。
マンドリンは17世紀初頭にイタリアで製作され、日本には明治後半に入ってきました。
マンドリン人口は多く、各地で合奏団が結成されています。
美しいマンドリンのトレモロとギターの低音の響きをお楽しみ下さい。
- QUA QUA(クワクワ)
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こんにちは。"QUA QUA(クワクワ)"です。
わたしたちは、ブラジルの"クアドリーリャ(Quadrilha)"という音楽を演奏しています。
秋の収穫祭で、子どもたちが田舎っぺの仮装をして踊る音楽がクアドリーリャ。掛け声に合わせて、ペアになったり、輪や列になったりして、とても楽しいダンスです。
ブラジル北東部音楽の''3種の神器"の編成でお届けします。
サンフォーナ(アコーディオン)、ザブンバ(両面太鼓)、トリアングロ(トライアングル)。素朴な響きをお楽しみください。
- ローゼ・ブロックフレーテ・コンソート
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1989年結成。大小種々のリコーダー【ドイツ語でブロックフレーテ(Blockflote)】を使い、主にバロック時代(17-18世紀)の合奏曲を演奏しているグループ。
豊田市民クラシックコンサートに第1回より毎年参加。2003年から5年毎に電気文化会館ザ・コンサートホールにて自主コンサートを開催。第14回愛銀文化財団助成を受ける。『木の笛の柔らかい音色がホールに響きますよう楽しみに練習しています。
- らくだバンド
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ギター、ピアノ(キーボード)と、ボーカル(コーラス)という編成の、アコースティックなライブバンドです。
どこかで聴いたメロディー・・・洋楽ポップス/スタンダードの名曲を、2つの楽器に3声ハーモニーをのせて演奏します。
名古屋・今池を拠点に、活動を再開して10年となります。単独ライブのほか、各地の音楽祭、フリーライブなどで幅広く演奏してきました。シンプルだからこその丁寧な歌と演奏を、ぜひお聴きください。rakudaband.comで活動を紹介しています。
- 東インド古典舞踊オディッシー「トリダーラ」
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オディッシーダンスは、東インドオディシャ州の古典舞踊です。
踊りの特徴は曲線的で優美な身体の屈曲(バンギ)で、この地方の寺院の石造彫刻などから影響を受けています。私達のスタイルには、トライバル(部族)やフォーク(民族)の要素も含まれおり、純粋なエネルギーが感じられます。
トリダーラが千種でレッスンを開催しているご縁で出演させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
「アルダナリシュワラ」は右半身がシヴァ神、左半身が妻であるパールヴァティ神という姿で表現されます。完全に1つでありながら、男女性の補完的な性質を示す神様の姿を踊らせていただきます。
- 知花時野民謡研究所
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私たちは、沖縄や沖縄民謡が好きな仲間が集まって出来たグループです。メンバーの殆んどは愛知県出身です。
年に1回、沖縄でのコンクールを受けたり、イべントや老人福祉施節などでも演奏したりしており、沖縄民謡や琉球舞踊の他に昭和唱歌や昭和歌謡などを演奏する事もあります。
コロナで旅行などもなかなか行けない昨今ですが、今日は沖縄民謡を聴いて、沖縄旅行に行った気分になって頂けたら嬉しいです。
演奏会場の紹介
「千種文化小劇場[ちくさ座]」
2002年竣工。地下鉄桜通線吹上駅の近くにあり、中央舞台を客席が取り囲む円形劇場のホールです。
道路に面する二面を壁面緑化した外観で、7種類もの蔦で覆われています。
平成15年度「名古屋市都市景観賞」受賞、第35回(2003年)中部建築賞一般部門入選。