東山給水塔コンサート
「日本の風、ペルーの風」
平成20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
毎年、春分の日に一般公開されている「東山給水塔」。
独特の外観を持ち、城山・覚王山界隈のランドマークとも言える場所で音楽を楽しんで頂くよう企画しました。
開催内容
- 【開催日時】平成21年3月20日(金・祝) 10:30〜11:00、11:30〜12:00
- 【開催場所】東山給水塔
- 名古屋市千種区田代町四観音道西(地下鉄覚王山駅下車徒歩約10分)
- 【参加費用】入場無料・申込不要
- 【参加者数】約450人
演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)
【第一部】10:30〜11:00
- 若手民謡集団Pure(ピュア)
- 温故知新 learning a lesson from the past〜古きを温ねて、新しきを知る〜
- 「日本の伝統文化である民謡を、若い世代にも伝えたい」「高齢化が進む民謡界の、次代の担い手を育てたい」、この思いからPureは生まれました。
- 初めて三味線を手にした若者達の和は広がり、現在では10代・20代を中心に、3歳からの子供も所属する約40人の若手グループとなっています。
- 結成3年で挑んだ全国コンクール(日本郷土民謡協会主催・於:日本武道館)では、ベテラン勢を相手に見事入賞し、その後も毎年上位入賞するまでに成長しています。
- 最近では、津軽民謡・秋田民謡を中心に全国各地の民謡をレパートリーとして持ちながら、「こきりこ節」や「郡上節」などの民謡をアカペラにアレンジするなど、新しい民謡の形にも挑戦しています。
- また、新たな三味線音楽の創作も行っており、津軽じょんから節をモチーフにした「KAMI-NARI」や、三味線の音色を活かしたアンサンブル曲「桜-FUBUKI」など、オリジナルの曲を作曲し、発表しています。
- 主な曲目: 桜−FUBUKI、KAMI−NARI、藍の段、ソーラン節、花笠音頭
【第二部】11:30〜12:00
- TIERRA BLANCA(ティエラブランカ)
- 2006年秋に正式結成。南米ペルー、ボリビアなど古くから伝わる民族音楽をこよなく愛するグループ。
- アンデスの大地の吹き渡る風を思わせるサウンドを目指し活動しています。
- この機会をきっかけとして、フォルクローレに関心を持たれ、今後のコンサートに足を運んで頂ければ幸いです。
- 村瀬 直司(リーダー)
- ケーナ・サンポーニャ・ボーカル担当 ティエラブランカを引っ張る根っからの行動派。国籍不明。
- 塩田 成治…ギター・ボーカル担当
- 普段は穏やかだが、フォルクローレの情熱は人一倍熱い。
- 横田 智子…パーカッション・ケーナチャランゴ担当
- 紅一点で暴走しがちな男性陣の手綱を締める。
- 目黒 崇英…チャランゴ・サンポーニャ・ボーカル担当
- 大学卒業後、2年ほどアンデスに滞在し山に登り、フォルクローレに出会う。
- 目黒 崇英…チャランゴ・サンポーニャ・ボーカル担当
- ライアン・バーンズ…ウッドベース担当
- フォルクローレにウッドベースを加えたらおもしろいサウンドになるかもと参加。彼のサウンドセンスは無限大。
- 主な曲目:谷間に咲く花々、コンドルは飛んでいく、人生の列車、花まつり
会場の紹介
「東山給水塔」
昭和5年(1930)建造で、鉄筋コンクリート造・高さ37.85mもある給水塔です。
円筒形の迫力ある独特の外観で、昭和48年2月まで使用されましたが、昭和54年3月から応急給水施設となり、昭和58年(1973)の改修の際に現在のような腰折の多角形屋根が付けられました。
貯水量は300立方メートルあり、城山・覚王山地区のランドマークとなっています。