チェロ庵〜響き合う音と心〜
平成20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
神聖な空間である拝殿。そこで響くチェロの音色をお楽しみ頂きました。
開催内容
- 【開催日時】平成20年3月28日(土) 18:00〜19:30 (受付開始:17:30)
- 【開催場所】城山八幡宮
- 名古屋市千種区城山町2-88
- (地下鉄覚王山駅または本山駅下車徒歩約10分)
- 【参加費用】1,500円 (※小学生以下は、1,000円。3歳未満無料)
- 【参加者数】約80人
演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)
愛知県立芸術大学の四人の学生と天野武子教授によるチェロ・アンサンブル。 2007年より本格的な演奏活動を行うチェロ・アンサンブル「アンサンブル・セリベルタ」からの選抜メンバーによる演奏をお届けしました。
- 天野 武子(愛知県立芸術大学教授)
- 東京藝術大学音楽学部卒業後、同大学大学院研究科修士課程修了。在学中に安宅賞受賞。
- 東京アカデミカー・アンサンブル、後の東京ハルモニア室内オーケストラのメンバーとして『ルツェルン音楽祭』『マントン音楽祭』等において、国内外で演奏活動を行った。
- 現在も様々なジャンルでの演奏活動を行っている。名古屋フランス音楽研究会会員。愛知県立芸術大学教授。同大学芸術創造センター長。
- 佐藤 光
- 福島県出身。15歳よりチェロを始める。2008年3月、愛知県立芸術大学音楽学部を卒業。現在同大学院在学中。
- チェロを天野武子、金谷昌治、ルドヴィート・カンタの各氏に師事。また、指揮を大勝秀也に師事。大学内外の演奏会に多数出演、多岐にわたる活動を行っている。Ensemble Celliberta主宰。
- 紫竹 友梨
- 新潟県出身。新潟県立中央高校音楽科卒業。
- これまでに、天野武子、舘野英司、渋谷陽子の各氏に師事。2008年「JT期待の音大生シリーズ」に出演。
- 中山 郁
- 歌山市出身。15歳よりチェロを始める。
- これまでに、石豊久、林裕、河野文昭の各氏に師事。
- 2008年3月、愛知県立芸術大学を卒業。在学中、定期演奏会にて客員教授と共演する等、学内の演奏会に多数出演。現在同大学院に在学中。
- 小川 真貴
- 岐阜市出身。NHK名古屋青少年交響楽団に入団。名古屋市立菊里高校音楽科卒業。愛知県立芸術大学3年在学中。
- 林良一、河野文昭の各氏に師事。
- 曲目
- 演奏会用小品集(F.クープラン)
- 12の小品より(W.A.モーツァルト)
- 2本のチェロのためのソナタ ハ長調(L.ボッケリーニ)
- 映画音楽メドレー(平部やよい)
- サリー・ガーデン(アイルランド民謡)
- 日本の旋律による小組曲〜5人のチェロ奏者のための〜(平野一郎)
- 鳥の歌(P.カザルス)
会場の紹介
「城山八幡宮」
城山八幡宮は、譽田別命(ほんだわけのみこと・應神天皇)、息長帯比賣命 (おきながたらしひめのみこと・神功皇后)、帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと・仲哀天皇)の三柱の八幡神を主神として、木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)、大山祗神(おおやまつみのかみ)、菊理媛命(くくりひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の五柱の神を合祀されている八幡宮です。
立地としては、織田信長の父・織田信秀が天文16年(1548)に築城し、その後信長の弟・信行の 居城となった後に廃城となった「末森城」跡に位置しています。
境内には、昭和初期に青年団運動の講習拠点となった「昭和塾堂」(現在は愛知学院大学大学院が使用)も現存しています。