ピアノと二胡の調べ
平成20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
尼僧の学びの場でもある正法寺。その空間に似合うような気鋭のピアニストと二胡の演奏でした。
開催内容
- 【開催日時】平成20年3月28日(土) 13:30〜15:00 (受付開始:13:00)
- 【開催場所】正法寺(愛知専門尼僧堂)
- 名古屋市千種区城山町1-80(地下鉄覚王山駅下車徒歩約15分)
- 【参加費用】1,500円 (※小学生以下は、1,000円。3歳未満無料)
- 【参加者数】約100人
演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- 原口 摩純(はらぐち ますみ)/ピアノ
- 名古屋市生まれ。グラーツ国立音楽大学ピアノ科を一等賞にて卒業、グラーツ市より奨学金を取得。
- ウィーン国立音楽大学大学院修了。マギスター称号を授与。ロンドン王立音楽大学演奏家試験合格、同協会々員。(A・R・C・M)。
- ベルギー、イタリア、ドイツの国際コンクールで入、優勝。ドイツ国立イエナ交響楽団とシューマンのピアノ協奏曲を共演。グラーツ国際音楽週間に出演他、日本はもとよりヨーロッパ各地、オーストラリアにてコンサート活動を行う。
- またベルリン弦楽四重奏団、ヤナーチェク弦楽四重奏団はじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルの首席メンバー等、国際的に著名な演奏家との共演やレコーディングも数多い。
- NHK‐FM、ソロ・コンサートのテレビ放送に度々出演。ドイツ・グラモフォン/講談社「ベートーヴェン全集」発刊記念コンサートのソリストとして全国でコンクールを行う。
- ソロ・アルバム「ウィンナ・ピアノ」「ベートーヴェン・ルネッサンス」「ベートーヴェンの贈り物」が発売され、3枚とも音楽之友社「ステレオ」誌の優秀録音に選ばれる。
- ベルリン・フィルの元コンサート・マスターとCD「トーマス・ブランディス 原口摩純 デュオ・リサイタル・ライヴ」を発売。レコード芸術誌の準推薦盤に選ばれる。
- パイオニア主催のソロ、アンサンブル、トークを務め、ピアノ、チェンバロ、ハンマーフリューゲルを演奏するというコンサートがDVD化される。
- 東洋英和女学院大学にて、年間を通じて「コンサート&レクチャー『ピアノの詩人 ショパン』」を開催。コンクール全国大会優勝者や音大入学者を輩出するなど指導者としても活躍。
- 東洋英和女学院大学非常勤講師。(社)日本演奏連盟会員。(社)全日本ピアノ指導者協会正会員。
- 張 連生/二胡
- ※張 園園(ちょう えんえん)の出演予定でしたが、都合により代演となりました。
- 曲目
- ピアノ独奏
- ショパン/ピアノ協奏曲第一番より第二楽章“ロマンツェ”‐ピアノソロ・バージョン
- 坂本 龍一/リトル・ブッダより「メイン・テーマ」
- ショパン/「別れの曲」「革命」
- シューマン/トロイメライ
- 日本古曲・平井康三郎/幻想曲「さくらさくら」
- 二胡とピアノ
- 「二泉映月」「赤とんぼ」「荒城の月」「江河水」「賽馬」
会場の紹介
「正法寺」
「愛知専門尼僧堂」がある事で知られていますが、これは明治36年(1903)に東春日井郡高蔵寺村気噴に「第一尼学林」として創立されたもので、大正元年(1912)には北区柳原町に移転、第二次世界大戦の空襲で消失したために、昭和22年(1947)に移転再興したものです。
その後、制度変更で「曹洞宗高等尼学林」・「愛知専門尼僧堂」となり、昭和45年(1970)には「特別尼僧堂」が設置されて今に至っています。