「美しい生き方
〜青山俊董老師のお話と
弦楽器とパーカッションの調べ〜」
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
愛知専門尼僧堂の青山俊董老師のお話と弦楽器とパーカッションの調べをお楽しみいただきました。
開催内容
- 【開催日時】平成29年5月13日(土) 14:00〜16:10 (開場13:30)
- 【開催場所】愛知専門尼僧堂(正法寺)
- 名古屋市千種区城山町1-80
- (地下鉄覚王山駅2番出口から徒歩約12分)
- 【料 金】2,000円 (前売・当日とも)(小学生以下1500円・未就学時無料)
- 【入場者数】97人
演奏者紹介(プロフィールは開催時のものです)
- 青山俊董老師
- 昭和8年、愛知県生まれ。
- 5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。
- 15歳で得度して愛知専門尼僧堂にて修行。
- その後、駒沢大学仏教学部・同大学院修了ののち、曹洞宗教化研修所を経て、昭和39年より愛知専門尼僧堂に勤務。
- 昭和51年より堂長、昭和59年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職、無量寺住職(現在は東堂)を兼ねる。
- 曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆等で幅広く活躍のほか、茶道・華道(教授)を通して、一般の人々へのわかりやすい禅の普及に努めている。
- 平成18年、女性では二人目の仏教伝道功労賞を受賞。
- 平成21年、曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて昇任。
- 著書には、『新・美しき人に』(ばんたか)、『茶禅閑話ー松籟に聴く』(中山書房仏書林)、『光のなかを歩むー従容録ものがたりV』『あなたに贈ることばの花束』(ともに春秋社)、『道元禅師・今を生きることば』(大法輪閣)、『道はるかなりとも』(佼成出版社)、『一度きりの人生だからーもう一人の私への旅』『あなたなら、やれるー禅のまなざし』(ともに海竜社)ほか、著書多数。『美しき人に』は英訳・伊訳・独訳などがある。
- KOJI吉バンド
- 小森 絹子(ヴァイオリン)
- 桐朋学園音楽部演奏学科卒業、同研究科修了。
- 1997年イタリア・シエナのキジアート夏期講習会にスカラシップを得て参加、特別ディプロマを取得しファイナルコンサートにも出演。名古屋を中心にソロや、オーケストラへの客演などで活躍し、2005年名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。
- 現在は第2ヴァイオリン首席奏者。
- 吉田 浩司(ヴィオラ)
- 愛知県立芸術大学卒業。ヴァイオリンを渡部正美、中村桃子、岡山芳子の各氏に、ヴィオラを西岡正臣氏に師事。
- 作・編曲等、活動は多岐にわたり、作品として弦楽四重奏曲「風」、歌曲「今日と明日のワルツ」がある。
- また、「KOJI吉ダンスウィングオールスターズオーケストラ」を主宰しバンドマスターとして独自のアレンジで楽しいステージを繰り広げている。と同時に名古屋フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ奏者として活躍中。
- 太田 一也(チェロ)
- 桐朋学園大学卒業。チェロを、モーリス・ジャンドロン、勝田聡一、堀江泰氏、阿保健、内田勝彦、の各氏に師事。またダニール・シャフラン、イーゴリ・ガブリッシュ、アラン・ムニエの各氏に公開レッスンを受ける。
- 第54回日本音楽コンクール入選、東京ゾリスデンのソロチェリストとしてポーランド、ハンガリーの演奏旅行に同行。第2回ハンガリー日本フェスティバルに参加。東京交響楽団首席チェリストを経て、現在名古屋フィルハーモニー交響楽団のチェリスト。
- 佐渡谷 綾子(コントラバス)
- 神奈川県相模原市出身。6歳よりピアノを習い、9歳でコントラバスを始める。東京音楽大学付属高校を経て東京芸術大学音楽学部を卒業。
- 第15回宝塚ベガ音楽コンクール入賞。第3回秋吉台音楽コンクールコントラバス部門第1位、および総合優勝である山口県知事賞受賞。小沢征爾音楽塾オペラプロジェクト、PMF、東京オペラの森や山田和樹率いる横浜シンフォニエッタ、故田中千香士のもと集まったレボリューションアンサンブル等出演。
- 現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団首席コントラバス奏者。
- これまでに永島義男、西田直文、山本修、黒木岩寿、齋藤順の各氏に師事。
- 本多taco-bow正典(パーカッション)
- 1959年名古屋市出身。1994年『パーカッションによる子供達との会話』をライフワークに『誰でも楽しく遊べるパーカッションワークショップ』を展開。
- 30年以上に及ぶ自己の経験を基に、後進の指導にも力をいれ、さらに自らの体験からパーカッションによるリハビリテーションなる、リズムセラピーとも言うべく『リハカッション』を考案。児童デイサービス、障害施設、老人施設、コミュニティーセンター、学校等で開催。2004年、活動の場を地元名古屋に移す。
- 現在は、パーカッションを通じてあらゆるジャンルの活性化につながる事を願い、『名古屋ど祭り』出場チーム楽曲リズムアレンジ、民謡、和太鼓、操り人形や南京玉すだれ、弦楽四重奏、タヒチアン・ダンス、フラダンス、ベリーダンス、ラップ&ハウス、馬頭琴奏者とジャンルを問わずコラボ、若手アーティストのサポートなど、地域密着型としてパーカッション教室&ワークショップに力を注いでいる。
- YU-RI(語り・うた)
- 大阪府堺市出身。学生時代から演劇に触れ、社会人になってからは立ち上げた劇団やプロデュース公演では役者や作・演出をこなす。
- 現在は子どもたちに毎年書下ろしの作品を提供、演技指導などに出向いている。
- また、演劇を通しての音楽との出会いから、R&B・ソウルのシンガーとして中川誠十郎師のもとで歌い始め、そこからゴスペルの世界へと傾倒し、名古屋へ移ってからの現在は中部最大のゴスペルクワイア「Voices of Vision」を初め、選抜クワイア「Riko’s Friends」にも参加。自身のヴォーカルユニット「Petite Voix(プチ・ヴォワ)」やソロシンガーとして、音楽と語りを融合したコンサートなど、ゴスペルだけでなくジャンルを越えて音楽活動を展開中。
会場の紹介
「愛知専門尼僧堂(正法寺)」
正法寺は、「愛知専門尼僧堂」がある事で知られていますが、これは明治36年(1903)に東春日井郡高蔵寺村気噴に「第一尼学林」として創立されたもので、大正元年(1912)には北区柳原町に移転、第二次世界大戦の空襲で消失したために、昭和22年(1947)に移転再興したものです。
その後、制度変更で「曹洞宗高等尼学林」・「愛知専門尼僧堂」となり、昭和45年(1970)には「特別尼僧堂」が設置されて今に至っています。