「プロジェクト・キー Project Key」 Vol.3

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

鍵盤楽器弾きでもある音楽祭実行委員長が、国内外の鍵盤楽器奏者を紹介していくコンサート。 今回は昨年に引き続きポルトガルの鍵盤仲間、イザベル・カラードさんが来日。 それに加え、今回はかつての「やまのてオペラ」で活躍された大川晶也ご夫妻と共に、バロックの声楽曲を 鍵盤楽器2台のゴージャスな伴奏でお楽しみください。ポルトガルの珍しいマデイラワインもお土産にどうぞ。

開催内容

  • 【日時】2024年6月2日(日) 開演:15:00 (開場14:30)
  • 【料金】一般3,000円(マデイラワインつき)、中学生以下1,000円
  • 【定員】50名
  • 【会場】仏教山 真宗大谷派 乗西寺
  •      名古屋市千種区仲田2-6-13
  •      (地下鉄東山線今池駅3番出口 徒歩8分)
  • 【出演】イザベル・カラード&小原道雄(チェンバロ・フォルテピアノ)
  •      内田恵美子(ソプラノ)、大川晶也(テノール)
  • 【曲目】モーツアルト:4手のためのソナタK.381
  •     ヘンデル:オラトリオ「快活の人、沈思の人、温和の人」より
  •     ポルトガル歌曲モディーニャより
  • 【お申込み先】やまのて音楽祭実行委員会
  • 【協賛】ポルトガル大使館、名古屋日本ポルトガル協会
  •     木下インターナショナル株式会社

参加方法

参加には事前のお申込みが必要です。

詳しくは申込み方法のコーナーをご参照ください。

演奏者紹介

小原 道雄 (チェンバロ・フォルテピアノ)

小原 道雄 (チェンバロ・フォルテピアノ)
7年間のドイツ留学の間、ヴィプケ・ヴァイダンツ氏とミヒャエラ・ハッセルト氏からチェンバロとフォルテピアノを学ぶ。
愛知県立芸術大学(音楽学)首席卒を経てライプツィヒ音楽大学(古楽器)卒業。フランクフルト音楽大学に於いても学ぶ。大阪国際音楽コンクール入選・ファイナリスト(2009)。
これまでにメンデルスゾーンハウス(ライプツィヒ)、ベルリン楽器博物館、ポルトガル大使公邸、ブラジル大使館、ポルトガル国立楽器博物館(リスボン)、ポルト音楽院100周年記念演奏会での演奏を行う。ポルトガル音楽に魅せられ、知られざる18・19世紀のポルトガル音楽をリスボンの国立図書館などで発掘、各地で演奏する。またポルトガル歌謡ファドとも共演する。
これまでに日本、ドイツ、イタリア、ポルトガル、韓国、ブラジルの舞台に立つ。「古楽de酒蔵コンサート」主宰(2004-)。欧州ソロツアー(2013、2015)。ポルト市立音楽院他、ポルトガル国内マスタークラス講師(2015-)。中部学院大学シティカレッジ講師(2022-)。やまのて音楽祭実行委員長。名古屋日本ポルトガル協会副会長。
ブロードウッド製スクエアピアノを名古屋とポルトガルにそれぞれ一台ずつ所蔵。2021年には楽器製作者の久保田彰氏より、久保田氏自身が製作したクリストフォリ型フォルテピアノを託される。録音はNaxosよりオンライン配信中。
教室紹介: http://www.oharas-nagoya.info
イザベル・カラード Isabel Calado (チェンバロ・フォルテピアノ)
リスボン音楽大学卒(リスボン技術文化研究機関)、音楽教育のマスター資格をポルトガルカトリック大学にて、音楽学のドクター資格を新リスボン大学にて取得(人文科学部門、歴史的音楽学)。
2005年にはリスボン技術文化研究機関から最優秀賞を受賞。2010年からポルト市立音楽院にてチェンバロとアンサンブルの指導を行い、2015年以来日本国内でもマスタークラス講師を担当する。
Ilton Wjuniski、Ketil Haugsand、Yves Rechsteiner、Chiara Banchini、Lawrence Cummings、Carole Cerasi、Rinaldo Alessandriniといった古楽器分野における国際的スペシャリストとも共演。2015年には F.クープランの作品を、2017年には18世紀ポルトガルの作曲家によるトッカータ、ソナタ、メヌエット集をそれぞれCDとして出版している。
チェンバロのソロだけでなく、オルガンも含めた通奏低音奏者としてもイザベル・カラードはヨーロッパ内各国、アメリカ合衆国、そして日本国内で活動している。近年はシンガポールやブラジルでの演奏活動も展開している。

内田 恵美子 (ソプラノ)

内田 恵美子 (ソプラノ)
名古屋音楽大学卒業、同大学院修了。
オペラ「フィガロの結婚」(スザンナ)、「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・アンナ)、「リゴレット」(ジルダ)、「カルメン」(ミカエラ)、「ラ・ボエーム」(ミミ)、「ホフマン物語」(アントニア)、「セルセ」(ロミルダ)等、多数のオペラに主要キャストとして出演。
その他「交響曲第九番」や「レクイエム」(モーツァルト、フォーレ、サン=サーンス、プーランク、ラター)、「グローリア」(ヴィヴァルディ、ラター)、「カルミナ・ブラーナ」(オルフ)、「戴冠式ミサ」(モーツァルト)「マニフィカート」(ガルッピ、ラター)、「聖チェチーリアミサ」(グノー)等の宗教曲のソリストとして、また、ソロリサイタルやジョイントリサイタル等の多数の演奏会に出演。
バロック唱法を宇田川貞夫氏のもとに学ぶ。ローマにてマルコ・ボエーミ氏に師事しイタリアオペラの研鑽を積む。演奏活動の他、後進の指導や多くの合唱の指導者として活動。東海学院大学短期大学部専任講師。

大川 晶也 (テノール)

大川 晶也 (テノール)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学院博士前期課程声楽領域修了。
東京二期会オペラ研修所マスタークラス修了。第15回日本クラシック音楽コンクール好演賞受賞。第15回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール審査員賞受賞。
長久手オペラ「セルセ」アルザメネ役でオペラデビュー後、モーツァルト「魔笛」タミーノ、ビゼー「カルメン」レメンダード、ドン・ホセ 、J.シュトラウス「こうもり」アルフレード等数々のオペラ公演にて役柄を演じつつ、近年では、やまのてオペラにて、ヘンデル「セルセ」モーツァルト「バスティアンとバスティエンヌ」グルック「改心した酔っ払い」モーツァルト「見てくれの馬鹿娘」ペルゴレージ「奥様女中」にそれぞれ出演する傍ら、公演の演出を手掛けている。
声楽を村瀬千恵、加藤智、鏑木勇樹、末吉利行の各氏に師事。可児市民第九合唱団ボイストレーナー、富山福祉短期大学専任講師。

演奏会場の紹介

仏教山 真宗大谷派 乗西寺

仏教山 真宗大谷派 乗西寺

真宗大谷派の寺院です。
お店の紹介はHPをご覧ください。 http://jyousaiji.or.jp/

開催マップ