ティンティン 中国琵琶と歌の調べ
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
昭和初期の佇まいを感じさせる為三郎記念館を舞台に、その庭園の美しさとシルクロードの風を感じさせる中国琵琶を楽しんで頂こうと、新進気鋭の演奏家として注目を集めるティンティンを招いて開催した企画です。
幻想的な雰囲気に音楽がマッチする情景を楽しんで頂けたと思います。
開催内容
- 【開催日時】平成18年3月26日(日) 18:00〜19:20
- 【開催会場】爲三郎記念館
- 【入場料金】2,500円 (※小学生以下は、2,000円。3歳未満無料)/li>
- 【参加者数】約95人
演奏者紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- 中国琵琶/ティンティン
- シルクロードの起点、古都・西安に生まれる。
- 6歳より中国琵琶の英才教育を受け、数々のコンテストで優勝。国立西安芸術学校中国琵琶専攻を首席で卒業し、1997年に留学生として来日。2001年第10回全国留学生音楽コンクールでの優勝を機に本格的な演奏活動を開始。
- 2003年4月アルバム「蓬莱の調べ」でデビュー。2005年5月、愛・地球博協賛番組「森と水の旅」で加藤登紀子さんと日本縦断の旅に出掛け、一緒に新曲「この星を庭として」を愛・地球博広場で発表する。
- また、ジュディ・オングさんを始め様々なアーティストとのコラボレートが話題にとなる。現在、中部大学大学院博士課程在学中。(2006年現在)
- 蓬莱遊
- 竹田の子守唄
- 島人
- この星を庭として
- 沖縄民謡〔三線〕
- 天山之春
- Spring Canon
- 飛天
- 木蘭の涙
曲目紹介
会場の紹介
「爲三郎記念館」は、一代でヘラルドグループを築き103歳で天寿を全うされた故・古川爲三郎氏の邸宅を記念館として展示しているものです。
元々は、昭和9年に料理旅館「向陽館」の別館として建てられたもので、昭和20年に古川氏の所有となり、永眠後の平成5年に財団法人古川会に寄贈され、整備・改造の上で、平成7年に古川美術館の別館として一般公開され今に至っています。
約508坪(1,680平方メートル)の敷地には、急勾配の斜面に建てられた数寄屋造りの母屋「爲春亭(いしゅんてい)」と、四季折々の美しさを見せる日本庭園、その中に佇む茶室「知足庵(ちそくあん)」からなっています。