三々三昧(さんさんざんまい)
〜沖縄民謡&津軽三味線〜北と南の音あしび
平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞
沖縄民謡の伴奏楽器、三線(さんしん)と津軽民謡の津軽三味線。
共に同じルーツからなる三弦楽器ですが、北と南の温度の違いのようにその音色はまったく対照的。
そんな似て非なる音楽を聴き比べていただきました。
開催内容
- 【開催日時】平成23年4月2日(月・休) 13:30〜15:30(開場:13:00)
- 【開催場所】正法寺(愛知専門尼僧堂)
- 名古屋市千種区城山町1-80(地下鉄覚王山駅下車徒歩約15分)
- 【入場料金】2,000円 (※小学生以下は、1,500円。3歳未満無料)
- 【参加者数】32人
演奏者・曲目紹介 (プロフィールは開催時のものです)
- 沖縄民謡 稲三会
- 沖縄県名護市に、1980年頃に沖縄民謡前川流 稲嶺盛福氏により結成。「民謡」「琉舞」「余興」の3つをコンセプトに名付けられたが、現在は稲嶺・三線・愛好会を略して「稲三会」とし、沖縄・愛知・鹿児島で活動展開中。
- 愛知では、2005年に市民プロジェクトの一環として「愛・地球博」出演を皮切りに、2007年・2010年に東海地区発表会、知多半島の山海にある「源氏香」にて定期ロビーコンサート「音夜会」で唄う他、北は北海道、南は九州へ遠征も行うなど、精力的に活動する。
- 津軽三味線 ゆう
- 津軽三味線 和胤〔わいん〕(会主:神谷茂良〔たかふみ〕)に在籍する、田中隆史、村田美穂子を中心としたグループ。悠々・友愛・遊楽など、いろいろな想いを込めて「ゆう」と命名。
- 毎年覚王山まつりのステージに出演するほか、多様なイベントに出演。
- 2010年1月には岐阜にて五月みどり講演会の前座に出演。本格的な津軽三味線・津軽民謡だけではなく、一般の方がご存知な曲なども取り入れ、たくさんの方が笑顔で楽しんで頂けるステージを目指して活動中。
会場の紹介
「正法寺」
「愛知専門尼僧堂」がある事で知られていますが、これは明治36年(1903)に東春日井郡高蔵寺村気噴に「第一尼学林」として創立されたもので、大正元年(1912)には北区柳原町に移転、第二次世界大戦の空襲で消失したために、昭和22年(1947)に移転再興したものです。
その後、制度変更で「曹洞宗高等尼学林」・「愛知専門尼僧堂」となり、昭和45年(1970)には「特別尼僧堂」が設置されて今に至っています。