「お寺で聴く、インド古典音楽」

平成17年度「名古屋市都市景観賞・まちづくり部門」受賞

西洋のバイオリンとは異なる旋律や表現で演奏されるインドスタイルのバイオリンと、お釈迦様の時代から伝わる両面太鼓パカーワジ。
寺院や宮廷で発展し、古代から継承されてきた伝統的なインド古典音楽の世界を、国内外で活躍するインド古典音楽家による演奏でお楽しみください。
平田和光師による尼僧堂の紹介もあります。

開催内容

  • 【日時】2025年6月1日(日) 13:30 (開場13:00)
  • 【料金】3,000円
  • 【定員】80名
  • 【会場】愛知専門尼僧堂(黄梅山正法寺)
  •      名古屋市千種区城山町1-80
  •      (地下鉄覚王山駅2番出口から徒歩約12分)
  • 【出演】金子ユキ (インドバイオリン)、カネコテツヤ (パカーワジ)
  • 【尼僧堂の紹介】平田和光師
  • 【お申込み先】やまのて音楽祭実行委員会

参加方法

参加には事前のお申込みが必要です。

詳しくは申込み方法のコーナーをご参照ください。

演奏者紹介

金子ユキ (インドバイオリン)

金子ユキ (インドバイオリン)
インドスタイルのバイオリニスト。
バイオリンを始める前は、ギタリストとしてバンド活動をしシタールギターなども演奏していた。
2001年よりインド バラナシでインドスタイルのバイオリンを習い始め長年渡印を繰り返し、近年は人間国宝 Dr. L.Subramaniamや L.Shankar(ex.SHAKTI)に師事。
2014年インド・ブッダガヤの世界遺産・大菩薩寺の『仏陀と平和の祭典』に出演。
'15、'16年 、'17年、台湾の『Asian Indian Festival』に出演。
古典音楽以外でも、エレクトリックバイオリンやシンセサイザー、Macなどを使用して、アンビエント&サイケデリックなサウンドでソロ演奏をはじめ、バンドや即興演奏で様々なアーティストやDJと共演するなどジャンルレスな活動をする。
これまでにUK、ヨーロッパ、インド、台湾、オーストラリア、タイで海外公演を実施。
https://kanekoyuki.wixsite.com/kaneko-yuki

カネコテツヤ (パカーワジ)

カネコテツヤ (パカーワジ)
2000年よりパカーワジの巨匠シュリカント・ミシュラ氏に師事。
2017年より師の師の孫に当たるサンカトモーチャン寺院ハヌマン派座主ヴィシュワンバル・ナート・ミシュラ氏にも師事。
毎年シヴァラトリの時期にインド・ヴァラナシで開催されるドゥルパド界最大級のイベントAll India Dhrupad Melaに2002年より19年間連続で出演している。
2004年 29th All India Dhrupad Melaにてゴールドメダル受賞。
2021年 27th Dhrupad Nad-Ninad-Virasat Samaroh (インド・ジャイプール)にてSpecial Achievement Award受賞。
インド各地で開催される音楽祭や寺院での演奏経験も豊富で、ドゥルパド界の巨匠とも数多く共演している。
さまざまなジャンルの音楽家とも積極的に交流しながら、タイ、オーストラリア、台湾、ネパ ール、日本など世界各地で精力的な活動を展開。後進の育成にも力を入れており、ダンサーやボーカリストにもリズムの指導を行っている。
http://pakhawaj.blogspot.jp/

演奏会場の紹介

愛知専門尼僧堂(黄梅山正法寺)

愛知専門尼僧堂(黄梅山正法寺)

黄梅山正法寺。曹洞宗寺院。
明治36年(1903)、尼僧の学校として第一尼学林が愛知県春日井市(旧高蔵寺村)に創建され、その後名古屋市北区柳原町へ移転したが、空襲で消失し、昭和22年(1947)、現在地で再建された。
尼学林は、その後の制度変更で愛知専門尼僧堂となり、昭和45(1970)年に特別尼僧堂が設置された。
元は昭和12年(1937)に、佐治タイル創始者佐治春蔵が建立した寺院。

開催マップ